笑顔しかありませんでした

今年の初めだったと記憶しています、
星野源さんの演奏会に行ってまいりました。

星野さんも演奏の方々も踊ってらした方々も関係者の方々も眩いくらいにキラキラしていらっしゃいました。

神々しいとはあの事を言うのでしょうか。

あれは照明に照らされた為のキラキラだけではなかったように感じられてしょうがないのです。

ああいった光り方は照明だけでは到底不可能であったはずでしょうから。

あれは何と申しましょうか、照明の光を一度吸収し御自身の中で光を更に増幅させて発光させているかのようでした。

舞台上の方々が全員そうだったのですから、私は驚きのあまり、ぽかんとなって動けなくなっていたように記憶しています。

唄を歌い、目配せをし、じゃれ合い、まるで子供のように遊んでいるのを微笑んでしまうのをこらえきれず皆ただただ眺めておりました。

演奏会の途中から今においてもそうでございますが、いつか私もあんな光を発するような生き方をしてみたい、いえ、ああいった方々のように生きてみたいと強く願うようになったのでございます。

 

 

一生そうしてろ

会う会わないはタイミングが重要なだけで、
別に会うのを躊躇してるわけじゃない。

今はちょっと色々忙しいけど時間が取れたらちゃんとお互いの事を理解して気が合う人がいればいいなって思う。

セックスの相性が合うとか合わないとかそういうとこまでは詳しくないけど一応人並みの経験もあるし、すっごい性癖があるわけじゃないけど多少のプレイに興味はあるから相手に合わせられるんじゃないかな。

多分後悔とかもしないと思う。墓場まで持ってくことは簡単だと思う。たまに自分はちょっと変わってるのかなって思ったりはするけど、きっと普通の人はこんな事しようと思ってないはずだから。

あと足りてないのはタイミングだけだから、
もう少し色々相手を探してみてその時が来たらちゃんと出会うに決まってる。

今はちょっと忙しいだけ。
ただタイミングがこないだけ。

 

良いパパさんとママさんは出会い系にいる

馴染みの美容院に行って髪を切ってもらって帰り際に、焼けましたねって言われたから、ボランティア活動をしてて週末は一日中外にいたからって言ったら満面の笑みで良いパパさんですねって店長と若い女の子のスタッフが言ってるように見えたけど営業トークだから当たり前かと思って、でも一応嬉しそうな顔をした方がいいかなって思ったから微笑みながらお店を出た後で良いパパさんは出会い系のサイトで日記なんて書いてないだろうなと思ったし大体良いパパさんってどういう意味って腑に落ちない。

お店出た後に歩道を歩き始めたらガラス張りだから店の中の様子がまた見えて、その中でママさんもいっぱい並んでて携帯をいじってたから、このうちの何人かは出会い系サイトをやってるんだろうなって思ったら結構フツーの事なのかもって思え始めててヤバイなって思ったけどじゃあ良いママさんは出会い系しないのかって言ったらそんなこともなさそうだから考えるのをやめた。

 

消える飛行機雲

ゲームの主題歌の歌詞だってことを20年経って知った。

私にとって「消える飛行機雲」は偶然見つけたある女性のブログのタイトル。

せつない曲と入道雲のモノクロ写真、
日々の生き辛さが一行、誰のコメントもなく時おり更新されてた。

深夜それを毎日眺めてたのはたしか真冬で学生だった頃。

20年振りに検索してみたけど見つかるはずもない。

 

 

 

 

ゴーゴーバー

ゴーゴーバーに向かう

スパイスの臭いが鼻をつく
ストリートチルドレンが寄ってくる
歩道が洗濯水や雨、果物の汁、よく分からない液体で濡れている

蒸せ返るような暑さ

カタコトの日本語・韓国語で呼び込みするケバケバしい化粧をした女達

彼女達に手を振りながら、
下品な冗談を大声でとばす

手を叩きながら爆笑したと思えば、
もう次のヤツに声をかけ腕に手を回している

店内に入ると冷房が強過ぎて鳥肌がたつ

RihannaやPSYが大音量で流れ、番号をつけた女達が水着で身体を揺らしているのが見える

大笑いで踊る子達、うつむいている子達、
店内の男達を品定めして愛想を振りまく子達

ビールを頼むとすぐにオバさんが横につく
あの子はお金がなくて可哀想だ、
と女を買うように勧めてくる

白人男性が陰で女に抱きついている
しきりに尻を叩き、女は笑っている

ステージが大歓声に変わる
ある客がステージに立てられた塔を登っていくのが見える

てっぺんに到着し女達や他の客、仲間に手を振っている

ポケットから財布を取り出し、札束を見せびらかすと歓声が上がる

もったいぶった所で札束を放り投げると、
帯が外れ何百枚の札がステージの女達に降りそそぐ

ビールを飲み干したところで次の店はどこにしようかと考える

 

 

君に会えるまで距離にして1センチ

あっ、これをしたら人生が変わる、

と直観的に分かる瞬間がある。

そんな時はドキドキして手が震える。

今、あなたへメールを送るとこ。

手が震える

送信ボタンまであと少し

人生が変わる、変わる、

でもやっぱり押せなかった。

僕がいるはずだった未来は、

遠い彼方へ消えた。



時の過ぎ行くままに

今日はこれから飲み会。

幼なじみ2人、合計3人で飲む。
夕方のビールは美味いだろう。

本当だったら4人のはずだった。
ただ普通に歳をとっていけば、4人揃っているはずだった。

どこでAは分岐点を通過したのか。
少しづつ少しづつ、気づかないうちにAを載せている線路は離れていき、トンネルから抜けるとAはずっと遠ざかり、1人でひっそりと進んでいる。

Aは小学生時代から人気者だった。
お洒落でませていた。
皆んなが少年ジャンプに夢中だった頃、
ヤンマガAKIRAのカッコよさを教えてくれた。
中学時代、学年一のマドンナと付き合い、野次る僕等を呆れながら笑っていた。
高校時代、ボブ・ディランとかビースティボーイズとかよく分からない洋楽をいつも教えてくれた。

今、Aは引きこもりになっている。
何度か電話をしてみたが話せたことはない。

今日もAの話はしないだろう。
皆んな仕事とか家庭とか趣味とか愚痴とかで忙しいのだ。

あの頃からは遠い遠い離れたところに僕等は来ているのだ。