あとまわし

書く事が夢でありますように

手放したものは追いつかない。

ミライの私と私で今日はあそんだ。
ミライの私は私よりミライにいるから
私はミライの私を真似ているようだし
ミライの私にうそはつけない。
ミライの私が私をうらやましそうに
見るのには理由があるが私に
その理由を教えることはない。
私がそれはずるいと思っていることを
ミライの私は覚えている。

 

私はミライの私と今日あそんだ。
ミライの私は私をうらやましがっている。
その理由をミライの私は私が知らないと
思っているが私は知らないふりをしているだけだ。それはミライの私が私からはなれたときの忘れもののせいだ。
ミライの私はそれを思い出だというが
私にとってはそれはイマである。
私はミライの私が決して手にいれることができないものを永遠に手にしたままミライを
ただ追う。