あとまわし

書く事が夢でありますように

寄せては返す日々

寄せては返す波だと思う。
私たちは一歩一歩進んだりはしないし
後退もしない。
三歩進んで二歩下がるなんてありえないし
飛ぶのなんて夢のまた夢。


毎日は特別で唯一だなんて
伝言ゲームの間違いと同じ。
よく似た日が繰り返されているのは
正しいと誰も言わないけど知っている。


それでも何かに手を伸ばし
消えることを繰り返しながら
私たちが届こうとしてるのは
悪戯に波から逃げる
私たち自身のなかにあったものなのか。