面影の君
君を面影にしてしまうのは
僕のせいなんだろうか
忘れたころに姿をみせられると
神様はいるんだなんて思ってしまう
本当は近くにいたけど
きっと気づかなかったんだ
たまたまタイミング悪く
まばたきをしていただけなんだ
十年後のために星座をつくっている
たしかに出会っていたと信じるために
記憶の星々をつなごう
寝てる時にみる現実を夢だと名づけるセンスのない僕は、こうしてとりあえず君を書き起こして日常の台詞にしてみることにした。
君の名前をまだ知らない
どこかの遠い出来事に思いを馳せたり、
教えられ続けるような生き方はしなくいいと言う。それは真昼の子守歌
まだ名前を知らない君
いつか一緒に朝まで