あとまわし

書く事が夢でありますように

なりかけ。

主観が薄まっていくとき、って彼は言った
たしかにそういう時はある


誰かになっていく途中のような、
誰かに支配されてるような感じ


ずっと自分らしさを憧れているのに
なぜか自分じゃなくなっていくときが
いろいろと忘れられる


そういうときは
無性に何かをしたくなる
ゼロからなにかを生みだすような
誰かの気分で


すこしだけ幸せなここちでおどける
いつか死んでしまうのがまるで他人のように